プラスチックの資源循環の取り組みを見学いただきました

東武商事は、2024年3月4日（月）に関東経済産業局　資源エネルギー環境部の
部長はじめ計5名の方々に、当社でのプラスチックの資源循環の取り組みについて
見学いただきました。

当社は、ユニリーバ・ジャパン社などとのプラスチックの資源循環プロジェクト、
「UMILE（ユーマイル）事業」に参画しています。本事業は、シャンプー類の
使用済みプラスチック容器を回収し、破砕・洗浄したのちペレット（粒状）化して
再びプラスチック製品へと循環させる取り組みです。

この事業において、当社は回収されたプラスチック容器の破砕・洗浄工程を担います。
シャンプー類の容器は、ただ水洗いしただけでは香料が残ってしまいます。
それが、プラスチックの再資源化の妨げになっています。

そこで、専用の機械を導入し、においを安定的に低減させるための
実証実験を繰り返して、適切な破砕・洗浄技術の確立に向けて努めています。

そうした取り組み状況に加えて、産業廃棄物の中間処理を行う水処理施設や、
産業廃棄物の適正処理のための成分分析と、分析結果を証明書として発行する
計量証明事業を担う分析室も併せて見学いただきました。

当社の主力となる水処理施設は、液状の産業廃棄物の処理はもちろんですが
プラスチックの資源循環における破砕・洗浄で生じる廃液処理も行うことができます。
当社が本業で30年超にわたり積み上げてきた水処理の経験を活かしています。

今回、関東経済産業局の方々に強い関心を持たれて見学いただいたことで
資源循環の取り組みは、環境と経済を両立させる重要な取り組みであると
改めて実感しました。当社はその思いを一つにする企業・団体の皆様とともに
取り組みを継続してまいります。

▼当社からご挨拶と当社概要をご説明し、PVを視聴いただきました。

▼水処理施設の模型を見学いただきました。

▼産業廃棄物の成分分析・計量証明事業を行う分析室を見学いただきました。

▼処理棟を見学通路から見学いただきました。

▼プラスチックの資源循環における破砕・洗浄工程を見学いただきました。