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安全衛生研修を実施しましたNEW
2024.11.28
2024年11月、東武商事は安全衛生研修を行いました。
当社は産業廃棄物の処理を社業としており、埼玉県には水処理施設、栃木県には焼却施設があります。
埼玉県と栃木県の2拠点で、外部講師を迎えて主に工場に従事する社員に向けた研修を実施しました。
まず、業界の労働災害状況について学びました。
厚生労働省のデータによると、産業廃棄物処理業では、死傷者数が近年高止まりにあり、
死亡者数も長期的にみて横ばい状態にあるとのことです。
さらに、災害発生の頻度を表す度数率も、他業種と比較して高い傾向にあります。
続いて、労働災害が発生すると、本人やその家族だけが苦しむのではなく、
企業にとっても社会的評価が下がり悪い連鎖が生まれるということや、
人は間違う、物は壊れるという原則に立ち、不安全さを取り除くことが必要だと学びました。
そして、安全活動の具体例として、指差し呼称について詳しく学びました。
人の集中は、15~30分しか持続しないため、指差し呼称を行うことで
真剣に目で見る、声に出すことで耳で聞く、口の動きから脳が動く、
腕を動かすことで筋肉が刺激され脳の働きが活発になり、集中できるというお話でした。
労働災害がひとたび起きると、工場の稼働を停めざるを得ないこともあります。
そうすると、当社に処理を依頼してくださったお客様にもご迷惑をお掛けすることになります。
今回学んだことを社員ひとりひとりが意識して、安全な工場運営に努めてまいります。
▼安全衛生研修の様子(4回に分けて実施し、計83名の社員が参加しました)
▼講師を務めてくださった労働安全コンサルタントの先生